12月12日(土)・13日(日)、筑波大学東京キャンパス(東京都文京区大塚)において「玄奘フォーラム」を開催いたします。参加費無料、事前登録不要ですので、学外の方も是非ふるってご参加ください。
玄奘フォーラム
■日時:平成27年12月12日(土)・13日(日)
■会場:筑波大学東京キャンパス(東京都文京区大塚3-29-1)
122講義室(12日)・120講義室(13日)
丸ノ内線 茗荷谷駅下車「出口1」徒歩5分程度
※参加費は無料で、お申込みも不要です。学生・一般の方々のご来場も歓迎いたします。
■プログラム
□12月12日(土)
・開会式 10:00
・基調講演 10:15
桑山正進(京都大学名誉教授)
玄奘旅程札記
・パネル1 玄奘の旅と思想 13:00
吉村誠(駒澤大学)
インドにおける玄奘の修学について
橘川智昭(東洋大学)
中国帰朝後の玄奘観について
佐久間秀範(筑波大学)
旅する玄奘の思想的変遷
・パネル2 日本の文献からみた玄奘とその弟子 15:30
師茂樹(花園大学)
日本古写経に見える玄奘伝
Steffen Doll(ハンブルク大学)
日本における法相宗と禅宗との関係について
― 玄奘弟子道昭を中心として ―
本井牧子(筑波大学)
慈恩をめぐる唱導における玄奘
(17:30終了予定)
□12月13日(日)
・趣旨説明 10:00
・基調講演 10:15
阿部龍一(ハーバード大学)
玄奘三蔵と『般若心経』
― 玄奘訳の特質とその信仰 ―
・パネル3 玄奘にまつわるモノ・コト・人 13:00
肥田路美(早稲田大学)
玄奘の仏像将来の意図をめぐって
李銘敬(中国人民大学)
密教図像資料にみる『深沙神王記』に関して
荒見泰史(広島大学)
敦煌文献から見た玄奘三蔵
・パネル4 『玄奘三蔵絵』の諸問題 15:45
谷口耕生(奈良国立博物館)
『玄奘三蔵絵』と中世南都の仏教世界観
落合博志(国文学研究資料館)
『玄奘三蔵絵』の成立と制作
― 詞書筆者資料を基点として ―
Rachel Saunders(ハーバード大学美術館)
聖なる絵巻をつくる
―『玄奘三蔵絵』における絵と詞 ―
近本謙介(筑波大学)
『玄奘三蔵絵』の構造と構想
(18:30終了予定)
主催:
筑波大学 人文社会国際比較研究機構 (ICR)
(〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1 Email: office@icrhs.tsukuba.ac.jp)
共催:
筑波大学 海外教育研究ユニット招致プロジェクト
第5回東アジア宗教文献国際研究集会
広島大学敦煌学プロジェクト研究センター
科学研究費補助金 基盤研究(B)
「スティラマティ(安慧・堅慧)の思想の総合的研究」(研究代表者 佐久間秀範)
科学研究費補助金 基盤研究(B)
「唱導文献に基づく法会の綜合的研究」(研究代表者 近本謙介)
科学研究費補助金 基盤研究(C)
「仏教類書と説話集におけるその受容に関する基礎的研究」(研究代表者 本井牧子)