1月25日(月)、筑波大学人文社会学系棟にて第22回ICRセミナーを開催いたします。ICRの前田修助教による国際共著論文を執筆するための戦略などに関するセミナーです。参加費は無料で、事前登録も不要ですので、是非ふるってご参加ください。
人文社会学における論文業績評価を見据えた国際共著論文執筆の意義:考古学における事例
■日時:2016年1月25日(月)13:30~14:30
■会場:人文社会学系棟A101
■講師:前田修(筑波大学人文社会国際比較研究機構・助教)
セミナー概要:昨今、文系分野においても研究業績を数値的に評価する傾向が高まっている。論文が掲載される学術誌のランキング(IFやSJRなど)や論文の被引用数(h-index, i10-indexなど)が重視され、数値評価が研究機関の予算配分や就職時の採用基準に反映されつつある。これは世界的な趨勢であり、海外では大学院生の段階から数値評価を見据えた研究を重視することも珍しくない。本来的な学問の意義を逸したものとの批判も多いが、このような傾向が今後より一層強くなることは間違いない。このような現状において、高い数値評価を得る論文を発表するためには戦略的なノウハウが必要となるが、海外の研究者との共著論文の執筆は業績評価の向上に直結する効果的な研究戦略である。本セミナーでは、英国で共同研究を実施している発表者の経験にもとづき、考古学分野での実例をあげながら、論文業績評価を見据えた国際共著論文執筆の一例を紹介する。
※参加費は無料で、お申込みも不要です。学生・一般の方々のご来場も歓迎いたします。
関連リンク 前田修助教 研究概要・研究業績 ※COTRE (Community of Tsukuba Researchers)のサイトへリンクします。