国際テニュア・トラック研究員として着任された窪田悠介助教より着任にあたってのご挨拶が届きました。
8月よりICR国際テニュア・トラック助教に赴任しました窪田です。日本語と英語を主な対象にして、理論言語学を研究しています。現在まで、博士号をとったオハイオ州立大学を主な拠点としてアメリカで研究をしてきました。言語学を専門的に学ぼうと思いアメリカへ大学院留学のために渡ってから、この夏で 実はちょうど10年です。そろそろ日本が恋しくなってきたところで、たまたま運良く、今回のテニュア・トラックのポジションに採用していただきました。 これを期に、今までの海外での経験や研究のネットワークを活かして、日本からの国際的な研究発信に貢献していきたいと考えています。ICRのような人文社会系の研究センターというのは、ほぼ前例のないものと言えるかと思いますが、このようなものが設立されたことに、日本の大学における研究の状況に関する 潮目の変化のようなものを感じています。この好機を活かして、筑波大学の国際的な認知度を高めるため、精力的に研究活動を展開していく所存です。