ICRシンポジウム “Japan and the World after 3.11” 開催のお知らせ

9月28日(日)、アーサー・J.A.A.・ストックウィン先生、五百旗頭真先生、黒川清先生をお迎えし、ICRシンポジウムを開催いたします。 皆さまお誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。なお、本シンポジウムはTsukuba Global Science Week 2014の同時開催イベントです。

ICR Special Symposium 2014 ICR Special Symposium 2014

申 込:入場無料。下記サイトよりお申し込みください(当日参加も可能です)。 http://ura.sec.tsukuba.ac.jp/TGSW2014/regstration.html

演 題:ICR Special Symposium 2014 : Japan and the World after 3.11
日 時:2014年9月28日(日) 13:00-16:00
場 所:筑波大学 5C216ホール(体育・芸術エリア)

主 旨:東日本大震災後の世界と日本のあり方を、復興構想や原発事故調査に携わった識者の「経験」の視点と、イギリス人日本研究者の目に映る日本の姿を「海外」の視点の2つを切り口に、多角的かつ未来志向に議論します。 研究者や大学院生にとどまらず、未来を担う若い高校生や大学生に開かれた意見交換の場としたく考えます。

スケジュール:

12:30           開場
13:00-13:10    開会挨拶 辻中 豊(ICR機構長)
13:10-14:30        プレゼンテーション(各氏20分ずつ)
14:30-14:40        小休憩
14:40-15:50        ディスカッション (フロアの質疑応答を交え、オープン・ディスカッションを展開します)
15:50-16:00        まとめ/閉会挨拶 辻中 豊

登壇者:

① アーサー・J.A.A.・ストックウィン 氏 (オックスフォード大学名誉教授)
“The Impact of the 3/11 Disasters on Domestic Japanese Politics”
② 黒川 清 氏 (元 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 委員長)
“Japan and the World After 3.11: Quo Vadis”
③ 五百旗頭 真 氏 (元 東日本大震災復興構想会議 議長)
“Japan after Great Earthquake – View from Former Chairman of Reconstruction Design Council in Response to Great East Japan Earthquake
  大震災後の日本-元東日本大震災復興構想会議議長からの眺め-”
④ 辻中 豊 (ICR機構長)
“Japan after the Great Earthquake: Exploring Public Decision Making”
*講演テーマは仮のものです。登壇者の都合により一部変更の可能性があります。

登壇者プロフィール(敬称略):

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アーサー・J.A.A.・ストックウィン (Arthur (J.A.A.)Stockwin)

日本政治研究者。1935年生。オックスフォード大学卒業後、オーストラリア国立大学(ANU)で博士号取得。オーストラリア国立大学を経て、82年、オックスフォード大学日産日本問題研究所の初代所長、 セント・アントニーズ・カレッジ・フェロー。94年、英国日本研究学会会長に就任するなど要職を歴任。2004年には旭日中綬章を受章され、2009年には国際交流基金賞を受賞。 現在、オックスフォード大学名誉教授とともに、Nissan/Routledge Japanese Studies書籍シリーズの編集長をも務めている。英国を代表する現代日本政治研究者であり、日本社会への造詣も深い。

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五百旗頭 真 (いおきべ まこと)

政治外交史家。1943年、兵庫県生まれ。67年、京都大学法学部卒業。69年、同修士課程(政治学専攻)修了。広島大学助手・助教授を経て、神戸大学法学部教授。 その間、ハーバード大学・ロンドン大学客員研究員、日本政治学会理事長などを歴任。2006年、防衛大学校長に就任し、東日本大震災発災後は内閣府復興構想会議議長、復興庁復興推進委員会委員長を務めた。 文化功労者。現在、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長。公立大学法人熊本県立大学理事長。神戸大学名誉教授。

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黒川 清 (くろかわ きよし)

政策研究大学院大学 アカデミックフェロー、日本医療政策機構 代表理事。 東京大学医学部卒(医学博士)。1969-84年在米。1979年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部内科教授、89年東京大学医学部第一内科教授、96年東海大学医学部長、2003~06年日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員、2006~08年イノベーション25戦略会議座長、内閣特別顧問などを歴任。国際科学者連合体の役員、委員を務め、WHOコミッショナー(2005-2008年)、Alexandria図書館(エジプト)、KUSTAR(アブダビ)、A*STAR(シンガポール)、沖縄科学技術大学院大学(OIST)などのボードメンバー、Member of GSIAC of Malaysia’s Prime Minister。その他、国会福島原子力発電所事故調査委員会委員長(2011年12月~12年7月)など。また、国会事故調の働きに対してForeign Policy 100 Top Global Thinkers 2012 に選ばれ、AAAS Scientific Freedom and Responsibility Award(2012) を受賞。現在、東京大学名誉教授、MIT、コロンビア大学客員研究員。Distinguished Research Affiliate, MIT Media Lab (2011-)、一般社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)代表理事・会長(2013-)。 著書『世界級キャリアのつくり方』他。 ブログ:http://www.KiyoshiKurokawa.com/

アクセス:

・東京方面から(つくばエクスプレス) つくばエクスプレス秋葉原駅から快速で45分。「つくば駅」を下車後、バスへ。 *バスは「つくば駅から」をご覧ください。

・JR常磐線方面から(普通列車利用+バスまたはタクシー) ひたち野うしく駅:東口1乗り場から「筑波大学中央」行きバスで50分 荒川沖駅:西口4乗り場から「筑波大学中央」行きバスで40分 土浦駅:西口2乗り場から「筑波大学中央」行きバスで40分 *「筑波大学中央」行きバスは、つくばセンターでの乗り継ぎ不要です。 *「つくばセンター」行きの場合は、乗り継ぎのため「つくば駅から」をご覧ください。

・つくば駅から つくばセンターバス停「6番」乗り場から「筑波大学中央」もしくは「筑波大学循環(右回り)」行きバスで15分。 *「筑波大学循環(左回り)」をご乗車の場合、「合宿所」バス停下車後、徒歩5分です。

・会場周辺 詳細は筑波大学ウェブサイトの交通アクセス、キャンパスマップ(南地区)をにてご確認ください。 5C216ホールは体育・芸術エリアにございます。
交通アクセス: http://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba_access.html
キャンパスマップ(南地区) http://www.tsukuba.ac.jp/access/map_south.html