第23回ICRセミナーのお知らせ【開催日:2月18日(木)】

2月18日(木)、カザフスタンのNazarbayev Universityにて、第23回ICRセミナーを開催いたします。ICRのWilly Jou助教による、市民による政治参加に関するセミナーです。どうぞふるってご参加ください。

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The Citizen-government Connection and Political Participation: A Cross-national Study 
市民と政治の関係性と政治参加:国家間研究

■日時:2月18日(木)

■会場:Nazarbayev University

■講師:Willy Jou(筑波大学人文社会国際比較研究機構・助教)

セミナー概要:この研究は政治参加の決定について広範な文献の上に構築され、市民と政治を独立した変数として扱いの選挙における関係性について二つの側面を最重要点としています。具体的に言うと、選挙における勝者と敗者の社会的地位の理論的な特異性、現職の閣僚と市民のイデオロギー的な距離およびこの二つのファクターについて我々は実践的に調査し相互作用を選挙や政治活動(広報戦、選挙運動、説得、協力、抗議)への参加レベルに合わせてどう影響するかも調べています。34か国のデータを分析してみたところ、市民と政治間の距離が大きいほど参加意欲が増していました。そして選挙における敗者は政治選考が現政権と大きくかけ離れているほど交戦する意欲が増すということが分かりました。これらの影響は他の参加手段に比べて投票者数に関してより少ない数値が出ました。大多数の国のイデオロギーの方向性分布が出てみると、我々は現行政治が過激であるほど市民は刺激されより政治参加率が高くなるということが分かりました。

講師概要

ジョウ, ウィリー/ Willy Jou 人文社会系助教

カリフォルニア大学アーバイン校にてPhDを取得。

主な研究テーマは世論、選挙システムおよびイデオロギー。

彼の論文は下記に掲載された:Asian Survey, British Journal of Political Science, Communist and Post-communist Studies, International Political Science Review, Party Politicsなど。

彼の共著の本“Why Policy Representation Matters” はRoutledgeに掲載(2015年)。